広義の… という罠

昨年の夏でした。ある研究会で新著の批評を頼まれ、こんなスライドを使って、拙い報告をしました。少し時間ができたので、ちょっと文章にしておこうとはじめたところ、またもや方法の問題に深入り。結果的にコメントを逸脱した安田均『生産的労働の再検討』へのコメントになってしました。最近、若い人たちが頻りに「狭義の何々、広義の何々」という論法をつかうのですが、私は昔からこれがシックリこなかったので、安田さんの狭義、広義の生産的労働という議論に託った広義化論一般の批判に逸れてしまった次第です。

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