昨年の夏でした。ある研究会で新著の批評を頼まれ、こんなスライドを使って、拙い報告をしました。少し時間ができたので、ちょっと文章にしておこうとはじめたところ、またもや方法の問題に深入り。結果的にコメントを逸脱した安田均『生…
Gken is not 原論 but
昨年の夏でした。ある研究会で新著の批評を頼まれ、こんなスライドを使って、拙い報告をしました。少し時間ができたので、ちょっと文章にしておこうとはじめたところ、またもや方法の問題に深入り。結果的にコメントを逸脱した安田均『生…
もう何十年もまえからの間柄ではありますが、いくら読んでもわかるようでわからない、そんな論文がこんど大部の書物として刊行され、コメントを頼まれました。頼まれれば断らないという定めどおり引き受けたのはいいのですが、例の如く難…
「マルクス主義・社会主義・社会民主主義 — 『資本論』とドイツ修正主義論争 —」という演目で一席との依頼、請われればよほどのことなきかぎり引き受ける、これが当研究所のモットー。そこで俄に「 『資本論』とドイツ修正主義論争…
第13章 機械と大工業 その6 前回は第6節と第7節を読んでみました。これらの節は、相対的剰余価値の生産という枠には収まらない議論が展開されています。その意味で第13章の第2層を構成しています。中心になっているのは、機械…
なんだか大仰なお題なのですが、「世界システム研究会」というところで「マルクス主義 —起源とゆくえ」という話をしてきました。1は自分の起源とゆくえみたいな話なのでカットして、現場では2から話しはじめたのですが&…